10月1週目

秋深まる北信州、須賀川の山里。

 

竜王の山頂では初雪が降ったそうで、冬の足音もすぐそこまで来ているようです。

 

さて、今週はお月見と泥んこ!

 

まずはお月見。

 

お月見泥棒というのを知っていますか?

 

十五夜の日に限って、子供達はよその家のお月見団子を盗み食いして良いとされています。

 

月の使いである子ども達が団子を全部食べると、その家にはいいことがあるんだとか。

 

「お月見ください!」と家々を回り、団子やお菓子をもらい歩く地域もまだ残っているそうです。

 

日本版のハロウィンというところでしょうか。

 

 

ということで、まずはホスト側に立ってお団子を作って須賀川保育園のみなさんをお招きしました。

写真はないのですが、

 

おやまのおうちの遊びを体験してもらったり、

 

子ども同士交流できたりと楽しく過ごしました。

 

肝心のお団子もみんなで食べて、

 

お月見の歌を歌って、楽しかったですね〜。

 

 

次の日、今度は泥棒側も経験しました。

 

「おつきみこっそり、おつきみこっそり〜」と、あけび工房にお月見泥棒。

 

泥棒ですから、リュックも背負ったまま軒先で食べます。

 

決してお行儀が悪いわけではありませんよ〜。

ぺろりと平らげたので、あけび工房にもきっといいことがありますんね。

 

 

そして、開園以来の泥遊びブームが到来しました。

 

いよいよやってきましたよ!

 

月曜日から日に日にダイナミックになる泥遊び。


月曜日。

穴掘り穴掘り工事屋さん。

水曜日。

水入れて、ちょっと中に入ってみたら足がドロドロ。

抜けなくなっちゃった。


エイヤー!と長靴を脱いでみたらなんだか楽しくなってきたぞ。

木曜日。

泥んこ楽しいねー!

泥遊びは脳にも心にも体にも良い効果がある!と言われています。

 

感覚遊びの一つで、あらゆる感覚を刺激します。

 

社会性が身につくと言われていたり、

 

感情をコントロールするホルモンであるセロトニンが分泌されたり、

 

好奇心や探究心が深まると言われています。

 

水や雑菌に触れることで抵抗力をつけることができます。

 

新しいことに向かう力もつくとも言われています。

 

などなど、数値化できない様な事ですが良い事だらけ!


この数値化できない力のことを、非認知能力といいます。



 

見ての通り、心が解放されてとてもいい表情をしています。

 

泥遊びをした後は、気持ちが落ち着いていたり、いつにも増してリラックスして過ごしているように感じます。

 

 

泥遊びの後は火の周りに集まったり、暖かいお風呂に入ったり、お湯を飲んだりして体を温めています。

 

泥遊びにハマっている子供達に、「泥遊びは何が楽しいの?」と帰りの会で訊いてみました。

 

「水に濡れるのが楽しい!」「転んでぐちゃぐちゃになるのが楽しい!」

 

とのことです。

 

 

そのほかには、畑のお世話。

 

黙々と草を取っています。

クワガタのお世話。

 

敷料の籾殻を交換します。

 

クワガタ迷路も作って遊んでいます。

焼き芋づくり。

こうやって食べるのが美味しいんだよね〜。

猫じゃらしを燃やすと線香花火みたいになることを発見しました。

隣の田んぼで稲刈りが始まるとコンバインに興味津々。

 

ノコギリ鎌での稲刈りの仕方を見させてもらい、

 

自分たちの稲刈りの前にイメージトレーニングができました。

 

来週稲刈り出来るのかな〜?まだ青いからもう少しかな〜?