ままごと

今朝は10センチほどの積雪でしたが、

次第におひさまが出て、

おやまのおうちの床にはこんな模様が。
障子に入っているすりガラス。

一足先におやまのおうちに花が咲きました。

さて今日はまた色々したのですが、

発注していたものが届きました。
万が一に備えての、防災頭巾です。

使わないで済むならその方がいいのですが、

震災の経験上絶対必要です。

防災関係は超重要で、

食料の備蓄も結構置いてあります。


それから今日は保険の契約もしてきました。
これも何もないに越したことはありませんが、

万が一に備えて、必須です。

いよいよ事務的な準備も進んできましたね。


相変わらず木工もやってます。
今日は何を作ってるでしょう?
わかるかなぁ??

じゃーん!
ままごとテーブルです。

コンロは昔頂いたお下がりのコンロを活かして、

右側にテーブルと水道がきます。

下には棚と、さらに上にも鍋や道具をかけるためのフックをつけるようにします。


ままごとも乳幼児期に大切にしたい遊び。

生活と遊びを行き来できる遊びです。

生活の追体験によって必要なスキルを身につける練習をしたり、大人と同じようにしたいという欲求を満たしたりします。

ちなみにうちのイタズラボッチャンの場合でいうと

ガスコンロを悪戯したくて仕方ないのですが、当然危ないので怒られます。

そんな時に「イタズラボッチャンのはこれだよ」と教えると

おもちゃのガスコンロをひねって鍋を持ってきて大人のマネが始まります。

あとは、コップやお椀を飲む真似もよくやります。

お椀やコップにはチェーンを入れたり何も入ってなかったりですが、
 
飲む仕草を嬉しそうにします。

飲み終わると「あーーー!」なんて息を漏らして、演技も抜群です。


お椀やコップで汁を飲むというのは、乳児にとって結構難しい動きです。

うちの子も最初はジャージャーとこぼしていましたが、

そのままこぼれるのをやらせました。

いつ頃からだろうか?1歳過ぎくらいから汁は結構任せてましたね。

こぼれたら拭けばいいんです。

ジャバジャバしちゃうのは結構続きました。



食事の時に本物の経験を積み、

遊びの時に真似っ子の経験を積み、

1歳2ヶ月くらいで汁物は自分でコントロールして飲めるようになっていました。

遊びの世界ならいくらこぼしても大丈夫ですよね。


お椀を口に持っていくだけでしょ?簡単じゃん!なんて思うかもしれませんが、

まず、目と手と口が感覚として繋がっていなくてはできません。

その上、お椀に入っている汁の水面がお椀の縁にくるとこぼれてしまいますから

そのギリギリを保ちつつ、

口に運んで

必要なだけ飲むために適度にお椀を傾けなければなりません。

手→腕→お椀→水面→口

と、ちょっと複雑になっていますね。

特に水面は、お椀の操作がコントロール出来るようにならなければ水面もコントロール出来ません。



食事って、子どもにとっていろんな感覚を使わなければいけないので

実は複雑で難しいことをやっているんですね。

ただ本能に任せて食べてるだけではないんです。

こうしなさい、ああしなさいと言っても

乳児なんかは分からないので、

とにかく本物でも真似っ子でも経験をたくさん積む必要があります。

そういうこともままごとには含まれています。


ちょっと長く、小難しくなってしまいました〜。

マニアな保育の世界に入り込んでしまうので、この辺でやめときます〜。笑