脱穀、そして新米!

ついに、脱穀!

ハザにかけた稲に

 

太陽と風が最後の仕上げをしてくれましたよ。

 

おやまのおうちの田んぼもいよいよ脱穀です。

 

脱穀は近所の農家の方にお願いして、コンバインで行いました。

吸い込まれていく〜。

 

機械でやるとあっという間!

 

いとも簡単に籾になって、コンバイン袋に詰められていきます。

できたー!

 

無農薬無肥料あきたこまち!

 

今年は6袋弱。

 

何にも手をかけなかった去年が4袋弱だったので

 

かなりの増収です。

 

これで多分約160キロくらい。

 

大人一人が年間に60キロくらい消費するらしいので、十分ですね。

 

 

去年は米の出来が悪く、唐箕で選別をかけないと精米機に入れられないレベルだったのが

 

今年は出来もかなり良く、試しに唐箕にかけてみたところ

 

ほとんどクズが出てきませんでした。

 

すごい進歩ですね〜。

 

というわけで、脱穀したてを早速精米!

 

おーーーーー!

 

この透明感!

 

そして、割れ米のないこと!

 

去年の米とは比べ物にならない出来!

 

今回だけはすぐに食べたかったので上白精米してみました^^(普段は8分づき)

 

早速炊飯!

なんたる幸せー!

 

正真正銘、出来立てホヤホヤの新米です!

 

味もあまーい!(←かなりひいき目)

 

去年の米が不味すぎたのか、最近白米嫌いになりつつあった息子

 

一口食べたらどっひゃーっと反り返って、

 

次をくれーと催促。

 

あんなに白米食べなくて苦労したのが嘘だったかのようにバクバクと白米をむさぼってます。

 

そんなに美味しそうに食べてくれて、とーちゃんは嬉しいよ。

 

草取りの苦労も吹っ飛びますね。

 

 

田んぼさん、今年もありがとう。

来年に向けて・・・

さてさて、田んぼの方はというと

 

脱穀が終わったらすぐに来年の下準備に取り掛かります。

 

コンバインで脱穀するときに藁を細かく切ってもらいました。

それから、去年の米の籾殻を炭にします。

 

それと去年の米の糠。

これらを畑にまきます。

 

 

 

おやまのおうちの田んぼは無肥料で育てます。

 

肥料を使わない代わりに微生物に土を肥やしてもらいます。

 

そのために藁、籾炭、糠を田んぼに戻します。

 

 

 

藁は栄養のある土を作ります。

 

稲くんのごはんということらしいです。

 

籾炭は微生物の住処。

 

糠は微生物のごはん。

 

微生物に心地の良い暮らしをしてもらって、土を耕してもらいます。

 

稲くんにとってのおかずということらしいです。

 

これらを土と混ぜて、冬の間じゅうも田んぼに水を張っておくと

 

藁が腐り、微生物が動き出し、自然の循環が起こります。

 

冬季潅水というそうです。

 

イトミミズやタニシが増えたので、多分この方法で来年の春までには

 

イトミミズの増殖と

 

タニシを狙った水鳥の糞と

 

除草が期待されます。

 

さあ、どうなることやら。

 

冬季潅水は初の試みなので、来春が楽しみです。