今日は、3回目のはじめのいっぽがありました。(3回目のはじめのいっぽって、なんか達磨さんが転んだを何回も仕切り直してるみたいだ笑)
雪が降るのが遅い遅いという話ですが、須賀川もまだ2回降ったきり。それでも雪の心配もあるのでということで、今回はよませ活性化センターを使わせていただきました。
今回の参加者は13組。先月が8組だったので、またグッとにぎやかになってきました。
子どもは0歳5人、1歳2人、2歳3人、3歳1人。
今日は遊びのレクチャーをしました。
前回少しだけやったふれあい遊び、今回はわらべ歌や道具を使ったふれあい遊びやじゃれつき遊びをご紹介しました。
いくつもやったので少しここでもご紹介します。これ見て思い出して家でもやっていただけたらと思います。
馬はとしとし(膝に乗せて)
馬はとしとし泣いても強い 馬が強いから乗り手さん(子どもの名前)も強い
はなちゃん(顔を触る)
はなちゃん りんごをたべたいね でこちゃん
いちり にり(足の関節を掴んでからくすぐる)
いちり にり さんり しりしりしり〜〜
かってこ かってこ(脚の運動)
かってこ かってこ なんまいだ〜 よ〜そのぼうさんしりきった
大風こい(布を使って)
上から下から大風こい 上から下から大風こい こいこいこ〜い
少し思い出していただけましたか??
じゃれつき遊びのほうは、またやっていくのでおいおいご紹介しますね。
(あ、滑りの良いシートは床養生というやつです。ホームセンターの養生コーナーに売ってます。あれがあると畳の上でも滑り放題です。)
このふれあい遊び、なにが良いかというと
愛着関係を築いたり、皮膚や筋肉を刺激して脳に刺激を送ったりするのにもってこいなんです。
愛着とは、子どもが自分の世界を広げる時に他者との信頼関係を築く為の種となる部分です。乳児期において欲求を満たしてくれる人とのふれあいによって結ばれていくものです。
このふれあい遊びに置いては欲求を満たすとまでは言いませんが、大好きな人と楽しい時間を共有することによって気持ちいい心地よい気持ちで満たされることで愛着形成の手助けになります。
脳に刺激が送られるとはどういうことか。
乳幼児期は皮膚や大きな筋肉に刺激を受けることで脳に刺激が送られると言われています。触られることによって、自分の皮膚感覚や手足の感覚に気づいていくことが出来るのです。
くすぐられてケラケラ笑ったり、体を大きく動かしてじゃれつくような遊びは子どもの脳を興奮させます。子どもは時にタガが外れたように遊びに夢中になったり大笑いしたりすることがありますが、あのような状態ですね。
この興奮は主に前頭葉という部分を刺激し興奮させています。この前頭葉の興奮こそが大事なんです。
前頭葉は、理性、意欲、努力などなど、人間が持つ人間らしさを司る部分です。
最近問題になっているキレたり、落ち着きのなさというのはこの部分が十分に発達していないのではないかとも言われています。
前頭葉は興奮と抑制によって発達していきます。あームズカシイムズカシイ・・・
簡単に言えば動と静。
目一杯遊んで、疲れたら絵本などの静かな活動でクールダウンする。
この振り幅の大きさによって前頭葉が発達していくのです。
でも、毎日際限なく子どもとじゃれついてたら疲れてしまいますね。
疲れたら休んでいいんですよ。大人だって疲れるんだって子どもにわかってもらうのです。
遊ぶときは一緒に子どもになって遊んで、一緒にケラケラ笑って、笑い疲れて・・・疲れたら休んで、余裕が出たらまた遊んで、それで良いんです。毎日なんて疲れて無理無理・・・
頑張りすぎないことが大事です。
それから、今日は乳児向けの手作りおもちゃをいろいろと用意してみました。
詳しく紹介できなかったのが残念でしたが、またおいおいどういう発達に沿ったおもちゃかというのを説明できたらと思います。
活動的な大きな子達とは、活性化センターのどんぐりの森公園にも繰り出してみました。
やっぱり、環境が子どもを動かす。これに尽きると思います。
初めてのフィールドでしたが、森のようちえんに向けて手応えを感じることが出来たので、今後また色々と活用できたらと思います。
人数もたくさん増え、にぎやかになってきたはじめのいっぽ。
回を重ねるごとに課題が見えてきたので、次回にまた反映させていきたいと思います。
とりあえず、乳児と幼児の活動の住み分けは急いでやらねば。
また来月お会いしましょう。
何か相談後とあれば、個別に連絡していただいてかまいませんからね〜〜
あけび工房のブログでも写真付きで紹介していただいているので、合わせてご覧ください。
コメントをお書きください