今日は畳の下の囲炉裏の修理。
すがかわ暮らし応援隊のTさんの手をお借りして作業を進めていきます。
まずは畳をあげます。この部屋は10畳と板がちょろっと貼ってあるので合計12畳くらいでしょうか?
はい、全部あげました〜。
かつての床板と囲炉裏とコタツが出てきました。
コタツの方は綺麗に片付けられていて、大きな石だけがポツンと残っていました。
囲炉裏の方はというと、かつての灰は土に変わり、積んであったであろう石は崩れ(崩され?)、側面に貼ってあった板は腐っていました。
古民家といえば囲炉裏、囲炉裏あっての古民家という事で、修理していきます。
作業しやすいように床板も剥いでいきます。
床下を覗くと、しっかりと束石の上に柱が立っていました。
一安心。
まずは溜まっている土を縁の下に崩していきます。積まれていた石も一緒になっているので掻き出してならすのに苦労しました。
真ん中には大きな岩がありました。囲炉裏の一番下には大きな岩を入れていたようで、恐らく火の神様を祀ったりなんかしてこの場所に運んできたのではないかとの事です。
岩の周りをならして、周囲をコンクリートブロックを積んで囲っていきます。
高さ的には半割り平置き1つと縦置き1つってところです。
まずはブロックを割っていきます。
石ノミ初挑戦です。石ノミと玄翁で割りたいところに線をつけるようにひたすら叩いていきます。
はい、ぱっかーん!
意外と簡単に割れました。
割ったものをまずは平置き。
地面がガタガタで据わりが悪いのでちょこちょこノミで叩いて微調整していきます。
そしてすかさずモルタル。
モルタルの上にさらにブロックを立てていきます。
今回は横溝と言うタイプのコンクリートブロックを使い、上面に溝ができるように作りました。
その溝に鉄筋を入れて、モルタルで溝埋めしていきます。
今日はとりあえずここまで!
ここまで出来たら仕上げはずーっとあと。
この部屋はこのあとフローリングを貼っていくので、仕上げはフローリングが完成した後になります。
何だか囲炉裏らしくなってきて、嬉しくなりました。完成が楽しみです。
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外山俊 (火曜日, 10 11月 2015 20:51)
この年齢になると夢も見ることも少なくなって***だから嬉しいよ(^-^)v